出演者
中村滉己 (津軽三味線・民謡)
大伯父は津軽民謡の名人初代中村隆志、祖父はその弟中村優利、母は民謡民舞全国大会で内閣総理大臣賞を受賞した中村優美、といった民謡一家に生まれ育った。
1歳の頃、祖父中村優利が主宰する優利会チャリティー民謡発表会で「十三の砂山」を唄い初舞台を踏む。2歳の頃、祖父の自宅に置いてあったおもちゃの三味線で遊ぶようになり、その後すぐに本物の三味線を嗜むようになった。最初に弾いた曲は、津軽五大民謡の一つで、難易度が高い「津軽三下り」である。
幼少期から祖父の家で三味線の手ほどきを受け、民謡の伴奏である「唄付け」の稽古に励む。8歳の頃から津軽三味線を二代目中村隆志氏に師事。
その後、第6回全日本津軽三味線 競技会名古屋大会小学生の部、第16回津軽三味線コンクール全国大会小学生の部、第7回津軽三味線日本一決定戦ジュニアの部、全て優勝し、三連覇を達成した。
中学3年時には、第12回津軽三味線日本一決定戦、日本一の部(個人最高峰部部門)、第12回全日本津軽三味線競技会名古屋大会一般の部Aクラス(個人最高峰部門)で二度の史上最年少日本一の快挙を成し遂げた。(当時14歳)
2022年、第40回記念津軽三味線世界大会個人A級(最高峰部門)初出場で優勝。
現在、津軽三味線のみならず、数少ない男性民謡歌手としても幅広く活動し、全国大会にも積極的に出場し、数々の賞を受賞している。
津軽三味線界の巨匠達が紡いできた伝統を継承しつつ、様々な音楽分野との融合を通して、津軽三味線の可能性を追い求め全国各地で、また YouTubeやSNSなどのオンライン上でも積極的に活動している。
2012年 第6回 全日本津軽三味線競技会 名古屋大会 小学生の部 優勝
2013年 第16回 津軽三味線コンクール 全国大会 小学生の部 優勝
2013年 第7回 津軽三味線日本一決定戦 ジュニアの部 優勝
2018年 第12回 津軽三味線日本一決定戦 日本一の部 優勝
2018年 第12回 全日本津軽三味線競技会 名古屋大会 一般の部Aクラス 優勝
2022年 羽生結弦 アイスショー 「プロローグ」横浜公演 & 八戸公演出演
2022年 第40回 津軽三味線世界大会 個人A級 優勝
2023年 第20回 全国津軽三味線コンクール 大阪大会 大賞の部 優勝
山口真広 (ピアノ)
東京音楽大学、同大学大学院を経て英国王立音楽院大学院課程を修了。在学中数々の賞、奨学金を得た他、推薦、招待を得てBBC プロムスシリーズ、ダーティントン国際音楽祭、バース国際音楽祭等に出演。BBC3、イギリス地方ラジオ、イタリア紙面等で演奏を紹介される。ソリストとして東京交響楽団、室内楽奏者として、アリソン・バルサム、スティーヴン・オズボーン等と共演。
現在、日本大学芸術学部ピアノ及び伴奏非常勤講師、神奈川県立相模原弥栄高等学校ピアノ講師。ピティナピアノコンペティション、日本クラシック音楽コンクール等の全国大会審査員を務める。
申込・お問合せ
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大和高田さざんかホール TEL:0745-53-8200 主催:大和高田さざんかホール |
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会場
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