6/11日(土)
- 民族音楽
市町村連携コンサート
土舞台 ユーラシア アンサンブル / シルクロードの古典的楽器による共奏と舞
飛鳥時代、ユーラシア各地の音楽や踊りがシルクロードの最終地、ここ奈良にも伝わりました。
聖徳太子が伎楽を教えさせたとされる「土舞台」は、日本芸能発祥の地とされています。
時を経て、この「土舞台」に集ったユーラシアの民族楽器奏者と踊り手が、
日本最大級の心礎の埋まる「尼寺廃寺跡」で、悠久の歴史と壮大な交流に思いを馳せながら、
ユーラシア各地の曲を奏で、舞います。
- 無料
<会場>香芝市尼寺廃寺跡学習館
<時間>14:00~15:00
- <曲目>
- シェフナーズ・ロンガ
ヤ・ムスタファ
花と少年(花児与少年)
出演者
- 土舞台 ユーラシア アンサンブル
- 奈良県桜井市の「土舞台」(つちぶたい)は、推古天皇20年(612)に百済からの帰化人・味摩之(みまし)に伎楽の舞を少年たちに教えさせた、と「日本書紀」に記され、日本における芸能発祥の地とされています。 太古の時代から人々は山を越え、海を渡り、あらゆる産物や文化、芸術や芸能、発明や思想を交換し、発展してきました。現在日本の伝統文化とされている音楽や芸能についても、ユーラシア広域の交流があって生まれたものなのです。 その雄大な歴史と世界のつながりを、大和王朝発祥の地である桜井から、音楽と踊りで表現し発信していこうと、古典的な楽器の奏者たちと踊り手が集い結成された楽団です。
- 川野 雅子(二胡)
- 二胡、革胡奏者。二胡を屈恵卿(北京・広播民族楽団)らに師事。
併せて低音擦弦楽器である中胡、革胡も学んでいる。
‘08年「第9回中国音楽コンクール」銅賞受賞。
夫・川野真広とともに中国楽器デュオ『しゃん・ふう』として関西を中心に演奏活動。
天理市内の自宅では二胡教室を主宰。
- 増田 真吾(カヌーン(アラブの箏))
- 2009年、エジプトにてカーヌーンの演奏を始め、その後もエジプト、トルコ、チュニジアで学ぶ。
2010年にWind of Orientを結成し、シルクロードの終着点である日本から新しいサウンドを世界へ送り出すべく、精力的に活動中。
カーヌーンは半音を更に細かく分けた微分音表現する。
- 阿部 綾子(ネイ(アラブの葦笛))
- 10代にはクラシックバレエに傾倒。その後も身体表現への興味から舞台写真家としての活動を経て、コンテンポラリーダンス、ベリーダンスなどの表現手段を模索。
2013年、トルコでネイに出逢い、ネイ奏者Murat Berberよりトルコネイの奏法を学ぶ。
- 近藤 大貴(ダラブッカ)
- 2009年にダラブッカを始めアラブ・トルコ音楽のライブ、ベリーダンスなどで演奏を重ねる。
2013年よりトルコ、ギリシャで約1年間ダラブッカ修行。トルコにて現代ダラブッカ奏者の第一人者らに師事。ギリシャではテフ、レク、ベンディールなどのフレームドラムをゾハールフレスコ師に師事する。
- 三橋 美和(踊り)
- 国内およびエジプトでアラブのショーダンスや民族舞踊を学ぶ。東京を拠点に様々なショーでダンサーとしての活動を重ね、モデルやダンスの講師も務める。
東日本大震災を機に桜井市に移住し、歴史と信仰が生活の中に息づくこの土地と人から影響を受け、これまでの技巧的なショーダンスとは違った本質的な表現を目指し、奉納の舞を始める。
申込・お問合せ
お問い合わせ先 | 香芝市生涯学習課 |
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会場
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香芝市尼寺廃寺跡学習館 :香芝市尼寺2丁目88番(H.P)