民族
モンゴルの草原の風 ・アルタイの山々への祈り
【 会場:奈良県立美術館 】 開場 14:00 / 公演 14:30~15:30
無料
別途入館料:800円
モンゴルの伝統歌唱「ホーミー」(高音・低音を同時に発声する多重唱)、「スーホの白い馬」の民話で知られる伝統楽器「馬頭琴(ばとうきん)」の演奏・独奏、様々な楽器とホーミーによる弾き語りなど、モンゴル音楽の魅力をたっぷりとお楽しみ頂きます。ホーミーの歌唱は特徴的で、奇跡の歌声とも呼べるもので、唸るような低音の上に透明感のある美しい高音が響きわたり、幻想的な世界が目の前に広がります。
どうぞご期待ください
- 曲名
- モンゴル・ホーミーのメドレー、アルタイ山讃歌、ジョノン・ハル (モンゴルの駿馬)、スーホの白い馬、エキ・アッタル (よい馬たち)
出演者プロフィール
梅木秀徳
©直川礼緒
- 梅木秀徳(ホーミー、歌、馬頭琴、トプショール、口琴(こうきん))
1977年岩手県陸前高田市生まれ。98年子どもの頃から憧れていたモンゴルに初めて渡り、伝統楽器「馬頭琴(ばとうきん)」を手にしたことをきっかけに、モンゴル
の音楽のとりこになる。
モンゴル国最高のホーミー指導者バータル・オドスレン氏に素質を認められ、同氏の熱心な指導の下、「ホーミー」を修得。モンゴルホーミー協会からプロフェッショナルホーミー歌手の認定を受ける。 2003年9月、西モンゴル・ホブド県にて開催されたホーミー・フェスティバル(コンテスト)において日本人として初めてモンゴル・ホーミーの弾き語りの名曲である「アルタイ山讃歌」を堂々披露し、聴衆の喝采を浴び、高い評価を得て、同コンテストの特別賞を受賞する。また、モンゴル北西に隣接する南シベリアのロシア連邦トゥバ共和国の喉歌「ホーメイ」やロシア連邦アルタイ共和国の喉歌「カイ」の演奏にも力をいれ、当地を数度に渡って訪れ修行をする。現在も、モンゴルやシベリアの地を訪れながら修行を積み続け、国内外各地でホーミー・馬頭琴のプロの演奏家として活躍している。