出演者プロフィール

- ミュゼット・ジャズ・バンド
「ミュゼット」は、ジャズ、タンゴ、フラメンコのように、音楽のジャンルのひとつです。パリの街で生まれ洗練されていったフランス固有の音楽の名前であります。
ミュゼットを演奏するユニットを始めるにあたって、とりあえず音楽のジャンル名をバンドの名前にしたのですが、「ミュゼット・ジャズ・バンド」ときいて、ちゃんとしたバンド名をつけたほうがいい、と言われることもありました。長年活動を続けているうちに、楽屋などでは「ミュゼットさん」と呼ばれることも多くなりましたので、そのままにしています。
ボタン・アコーディオン、マカフェリ・ギター、コントラバスというフランスの伝統的なミュゼット音楽の編成で、即興演奏のもつ臨場感も追求しているユニークなユニット。2001年と2002年に「ル・バビロ」「ステュディオ・デ・イズレット」「フレッシュ・ドール・カフェ」などパリ市内のライブハウスで演奏し、好評を博す。2003年の映画『僕のスウィング』公開記念ライブなど、関西を中心に活動している。2005年5月にはジャズ系のレーベル「おーらいレコード」よりCD『アンディフェランス』をリリース。スリリングなミュゼットと、『クレオパトラの夢』などのジャズ曲のアレンジがジャズ雑誌「Jazznin」の編集者の耳に留まり、インタビュー記事となる。2006年にはCD『ブーラスク』、2008年にはおーらいレコード三作目になる『ソメイユ』を発表。