出演者プロフィール

- パトリック・ジグマノフスキー(ピアノ)
パリ国立高等音楽院、同音楽院演奏家マスタークラスでユボー、ドヴァイヨン、ルヴィエに師事。卒業後、ミュンヘン国立音楽院にドイツ政府奨学金生としてゲラルトオーピッツ氏の教えを受けた。
数々の国際コンクールに入賞(パリ国際室内楽コンクール1位、FUNAPEC国際コンクール1位、ヘンリソーゲ国際コンクール1位他)クラリネットとフランス音楽を録音したCDは非常に高い評価を受けた。(リランクス発売)後ブラームスとレガーのCD(ジグザグテリトワール発売)が発売され、ディアパゾン、モンド、クラシカ、などに『エレガンスを失わずに威光を放つ演奏』と批評される。
演奏会もさかんで、ラジオフランス、テレビ出演の他、ロックドンテロン音楽祭、アカデミーラヴェル、カンヌ音楽祭、ソー音楽祭、ランス音楽祭、クールシュヴェル音楽祭など数々の音楽祭に招かれる。また今年だけでもインドネジア、ベトナム、アフリカ、イタリア、日本、フランス、アメリカで演奏、正に世界的なアーティストである。
その実力と経験、幅広い交友関係をいかし、2002年には、自らがプロデュース、音楽監督そして出演する「ボルドー音楽祭(MusicFestiv')」を毎年手掛けている。この音楽祭も、昨年11回目を迎え、世界各国から集まった音楽家達が『音』という素晴らしい言葉にそれぞれ思いをこめ5日間に渡って行われ大盛況のもと幕を閉じた。今年も開催し世界各国から一流の音楽家が集まる。また音楽のジャンルを問わず、シャンソンやコメディーフランセーズの舞台音楽、タンゴ、ジャズなどアレンジメントも手がける非常に多才なアーティストである。
エコールノルマル音楽院教授、大阪音大客員教授。

- 池田珠代(ピアノ)
横浜雙葉学園時代にピティナコンクール、鎌倉コンクールで入賞。その後桐朋女子高ピアノ科に入学。山岡優子、松岡貞子、関晴子、橋爪玲子各氏の指導を受ける。1989年渡仏。
同年パリ国立高等音楽院に入学。金賞受賞後、同音楽院演奏科マスターコースに入学。ドミトリ・バシキロフ、ハリーナ・チェルニー ステファンスカ、レオン・フライシャー氏などにも教えを受ける。ポルトー、エピナル、ルフェビュールなど数々の国際コンクールで受賞。またプーランク国際ピアノコンクールにおいて、大賞第一位同時にロベート・カサドゥス賞も、を受賞。モンペリエ国立音楽院で教鞭をとりながら、演奏活動を続け、ラジオ・フランス、テレビも数多く出演。現在は各国(ヨーロッパ各国、アフリカ、インドネシア、アメリカ、ドイツ、ノルウェー、インドネシア、中国、ロシア、日本など)でソロ奏者、室内楽奏者としてのコンサート活動をする傍ら、ボルドーで毎夏開催される音楽祭MUSIQUE FESTIV'の創立者として企画を手がけている。
CD録音ではクラリネット奏者とのソナタ(Solstice)、またピアノソロでもプーランク・フォーレ集(Arcobaleno)が発売され、2006年はピアノ1台4手連弾(ラヴェル、ストラヴィンスキー集)のDVD(Creative Arts)が 発売された。2007年には、ニューヨークのカーネギーホールでのコンサート、2009年ピアノ4手シューベルト集(ワーナーレコード)を発売。フランスで最も注目されるDUOとして絶賛を受けている。