出演者プロフィール

- 丸谷晶子(ソプラノ・打楽器)
エリザベト音楽大学卒業後、ロンドンのトリニティ音楽院・大学院にて古楽を専攻、ディプロマを得て
修了。エラキドニーコンクール2位。E・カークビ-、E・タブ、各女史に師事。
ロンドンや日本でソロリサイタル・アンサンブル等多数の演奏会を行う。ルネサンス・バロック音楽を中心とし、初期古典派やアイルランドの伝承音楽、唱歌にも取り組み、古楽の歌唱法を生かしながらラジオ・テレビ出演、コラム執筆にて様々な「歌の世界」を紹介している。CD「おとくゆる/やわらかな風に吹かれて」好評発売中。アヴァロン音楽教室主宰。活動状況は公式HP、ブログにて随時発信中。

- 下西美都(チェンバロ)
神戸生まれ、西宮育ち。甲南女子中・高等学校卒業、神戸女学院大学音楽学部音楽学科チェンバロ専攻卒業。
大学卒業と同時にソロデビューし、プロのチェンバロ奏者として活動を始める。在学中キャンペーンガールをしていたことから大阪で行われたモーターショーに撮影会のモデルとして参加し、ミスコンテストで準優勝するなど多方面において活躍。2003年ベルギーへ移住しヨーロッパでも音楽活動をスタート。同年アントワープでフォルテピアノを学び始め、翌年オランダに渡り、アムステルダム音楽院古楽器科フォルテピアノ専攻で学ぶ。バルト・ファン・オールト、スタンリー・ホッホランドの両氏に師事。
2005年7月ファースト・アルバム「ゾイフツェル」をアムステルダムで収録。また定期的にオランダのユトレヒト国際古楽音楽祭フリンジコンサートから招待を受けて出演し好評を得、ワルトシュタイン・ソナタの演奏には観客が全員総立ちとなった。
2008年王立デンハーグ音楽院をディプロマを取得して卒業した後、ベルギーへ帰国し王立ブリュッセル音楽院古楽器科フォルテピアノ専攻に入学、ピート・クイケン、ボーヤン・ボデニチャロフの両氏に師事。クイケン兄弟の室内楽レッスンを受ける。2010年同大学院修士課程を卒業。
2009年アムステルダムでビオンディが特別審査員を務めた「第15回ファン・ワッセナー国際コンクール」で2位を受賞し、グスタフ・レオンハルト氏より「あなたに敬服します。あなたはとてもデリケートに演奏します。」という高い評価を得た。現在は拠点を日本へ移し、世界でも数少ないチェンバロ、フォルテピアノ奏者として、精力的にヒストリカル・パフォーマンス研究に取り組んでいる。