出演者プロフィール

- 涂善祥(中国琵琶)
中国上海音楽学院卒業。東京藝術大学大学院にて修士号取得。中国国家一級演奏家。
日本各地での演奏活動を中心に世界の舞台で活躍、ニューヨーク・カーネギーホールでの公演では、地元紙に「伝統的な奏法と西洋音楽の現代技法を融合させた独自のスタイルを確立した、他に類を見ない素晴らしい音楽家」と評された。
2005年の『愛・地球博』では中国館音楽顧問を務め、2010年、上海万博メインステージ、北京国家大劇院でのコンサートの他、中国、ベトナム、イタリア、カナダ、フランス、フィンランド、韓国、日本の8ヵ国22都市のワールドツアーを開催し、話題を呼んだ。2011年、中国10都市コンサートツアー開催。2012年、日中国交正常化40周年記念公演を日中の両国で開催。
また、阪神大震災復興支援、中国四川大地震復興支援、東日本大震災などのチャリティーコンサートを開催し、義援金や援助物資を持って現地を訪れるなどの活動も積極的に続けている。
中国上海音楽学院客座教授、宜春学院大学音楽学院名誉教授。

- 矢野留美(ソプラノ)
名古屋音楽大学声楽科卒業、同大学院修士課程修了。ソロリサイタル開催や、オペラ、ミュージカル、テレビ、ラジオに出演の他、奈良薬師寺、京都清水寺、船上コンサートなど日本各地で演奏活動を続けている。また、シンガポール、中国、韓国、アメリカ、カナダ、フランスでの海外公演にも出演、好評を得ている。クラシックの他、ジャンルを超えた音楽とのセッションなど多彩な活動を展開している。

- 松崎安里子(チェロ)
愛知県立芸術大学卒業、桑原賞受賞。同大学院修了。第18回民音コンクール(現東京国際音楽コンクール)室内楽部門において斉藤秀雄賞受賞、第12回新進演奏家紹介コンサートにおいて最優秀賞受賞、第1回読売音楽奨励賞受賞。ソロリサイタル、コンチェルトのほか、アンサンブル・ソノリタスのメンバーとして、これまでに20回の定期公演を行うなど、室内楽を中心に幅広く活躍している。1995年から1998年まで、プラハにてチェコ・トリオのM.ベトラーシュ氏の下で研鑽を積む。現在、愛知県立芸術大学、滋賀県立石山高校音楽科郭非常勤講師。

- 海老原真二(シンセサイザー)
鹿児島県出身。関西にてフォークデュオ「紙ふうせん」のサポートキーボーディストとしてプロデビュー。上京後、荻野目洋子、森口博子、森公美子、喜多郎などの多くのアーティストのサポート、バンドリーダー、アレンジャーとして活躍。また、多くのレコーディングに参加している。喜多郎のアメリカ、中国ワールドツアーに参加。現在に至る。

- マリ・リー(ピアノ)
名古屋音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。同大学院修士課程修了。サロンコンサート、ジョイントリサイタル、Aコンサートなどソロ活動の他、ピアノ2台でのデュオコンサートやオーケストラとのピアノコンチェルトなどでも好演している。中国琵琶とのアンサンブルで、NHK大阪ホール「喜びの大地」コンサートをはじめ、名古屋、東京など各地の舞台で、東洋と西洋の融合による絶妙なハーモニーを生み出し好評を得ている。