出演者プロフィール

- 桐山建志(バロック・ヴァイオリン)
東京藝術大学器楽科大学院修了、フランクフルト音楽大学卒業。1998年、第12回古楽コンクール「山梨」第1位、第10回栃木「蔵の街」音楽祭賞受賞。1999年ブルージュ国際古楽コンクールソロ部門第1位。2005年、古楽コンクール「山梨」の審査員を務める。レコード芸術特選盤「シャコンヌ」(CAIL-728)を皮切りに、多数のCDを主にコジマ録音よりリリース。シリーズCD「ヴァイオリン音楽の領域」(ALCD-1045,1055)などでも高い評価を得る。2009年、ベーレンライター社より星野宏美氏との共同校訂による「メンデルスゾーン:ヴァイオリン・ソナタ全集」の楽譜を出版。現在、「エルデーディ弦楽四重奏団」ヴィオラ奏者、愛知県立芸術大学准教授、フェリス女学院大学講師。

- 大塚直哉(イタリアン・チェンバロ)
東京藝術大学大学院チェンバロ専攻、アムステルダム音楽院チェンバロ科およびオルガン科修了。「アンサンブル・コルディエ」や「バッハ・コレギウム・ジャパン」などのアンサンブルにおける通奏低音奏者として、またチェンバロ、オルガン、クラヴィコードのソリストとして活発な活動を行うほか、これらの楽器にはじめて触れる人のためのワークショップを各地で行っている。近年では、ヘンデルの「メサイア」やパーセルの「ダイドーとエネアス」、バッハの「ロ短調ミサ曲」などバロック時代の声楽作品を中心とする指揮活動でも注目を集めている。現在、東京藝術大学准教授、国立音楽大学非常勤講師。アンサンブル・コルディエ音楽監督、宮崎県立芸術劇場、彩の国さいたま芸術劇場、台東区旧東京音楽学校奏楽堂のオルガン事業アドヴァイザーを務める。NHKFM「古楽の楽しみ」案内役として出演中。