kawoleカオル
南米各地を縦断しながらさまざまな先住民音楽家と交流、アルゼンチン北部において伝統的な打楽器「カーハ」に出会い、ブエノスアイレスにて音楽学者のミリアム・ガルシアから400年以上にわたって歌い継がれている伝承歌カント・コン・カーハを学ぶ。
2020年よりそれまでの演奏活動に加えて神戸と大阪にて歌の教室やワークショップなどを開始。
歌と太鼓の仕組みが大変シンプルであることに着目し、多くの人々がより身近に音楽と歌の体験ができるよう、子どもや大人向けイベント、野外イベントなどに多数参加。
現在はカントコンカーハグループの活動のほか、元大阪大学教授で南米音楽専門家の千葉泉氏と文化も含めた民俗学的なアプローチからコンサートを開催。
奈良出身であることから奈良民俗音楽研究者である故牧野英三先生のアーカイブから奈良の古謡復興にも取り組む。
ことばと歌の活動として、2017年より音楽家や詩人、美術家などと宮沢賢治朗読音楽会を開催。
- 演奏楽器
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- ヴォーカル
- カーハ(アルゼンチンの膜鳴太鼓)
- ジャンル
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- 民謡・民俗音楽
- 演奏可能エリア
- 奈良県
、
岩手県、 東京都、 神奈川県、 富山県、 長野県、 滋賀県、 京都府、 大阪府、 兵庫県、 和歌山県、 鳥取県、 島根県
公共交通機関での移動に限る
演奏実績など
アルゼンチンより来日したギタリスト、ギジェルモ・リソットのツアー、またアルゼンチン大使館後援によりドゥオエルバルコン、クララ・カントーレらと共演。
奈良県天理市で開催の朗読イベントstorytime2017,2018年詩人管啓次郎氏らと出演。
2020年2021年文化庁文化芸術支援により「宮沢賢治朗読音楽会」「顔なき声の歌〜日本の古謡、奈良の民俗歌謡、アルゼンチン伝承歌によるコンサート」開催。
2021年神戸まちなかパフォーマンス助成で「宮沢賢治朗読音楽会」開催。詩人管啓次郎氏、翻訳家柴田元幸氏、美術家安野谷昌穂氏らと「声」と「声」をつなぐ総勢73人による「銀河ノコモリウタ」の作品制作、音楽の垣根を超えた文化交流のプロデュースを行なった。
2023年宮沢賢治百年祭として「100年後の冬至祭」を開催、集まった69人の人々と輪読する「声の星座」プロジェクトを成功させた。
カントコンカーハ歌のクラスのメンバーとは2022年から国立民族学博物館での「音楽の祭日」に3年にわたって出演。